自分で考えることの重要性

現代社会は情報がゲリラ豪雨のように降り注ぎ、受け取る方はまさに洪水状態です。人類が誕生してこれほど情報の多い時代はありませんでした。スマホで簡単にあらゆる情報が取り出せるのは非常に便利ですが、どの情報が正しいのかを判断することは容易なことではない時代でもあります。

 

今はコロナ関連の情報が溢れていますね。私は医療関係者ですのである程度判断が出来ますが、確かな情報もあれば、陰謀説のように明らかに悪意や欲望を感じる情報も大変多くて、恐ろしく感じます。

陰謀説として笑って見ていられるうちは良いのですが、それに洗脳されて仕事を失ったり、家族と断絶する人々が急増しており、世界的に問題になっています。

 

情報が本当か嘘かを判断することは大変難しいのですが、その「正しいの?嘘なの?」と自分の頭で考えることは大変重要な事なのです。思考を止めてしまうと、ロボットのように巧みに悪意のある人に操られる可能性があります。これは政府に対しても言えることですが、鵜呑みにせずに常に自分の頭で考えて下さい。

 

学習も同じですね。先生から言われたからやるとか、テストに出るからやるんだという考えで取り組む場合が多いと思いますが、それだけでなく興味とか楽しさとかそういう感覚も忘れずに持っておいてもらいたい

 

「何か、幕末の歴史に惹かれるんだよな」

「数学は苦手だけど、方程式の計算だけは得意」

こういう気持ちや感覚はすごく大事です。勉強する意義というと大層ですが、自分で考えて、興味のある方面を伸ばしてもらえれば幸いです。