勉強だけが全てじゃないよ!

こんにちは。桑名学習支援ボランティア「こだま」スタッフです。

 

今日から11月。早いもので今年も残すところ、あと2か月となりました。早いものですって・・・早すぎです(笑)!

また年をとってしまうじゃないですか~(こういうと生徒に笑われますが)。

 

そして、そろそろ大掃除の事、年賀状の事、年末年始の事などを考える季節ですね。今年はどんな年末年始にしたいですか?

 

年を重ねて改めて想う事

 

最近教室も生徒さんが増えて、教室を2部屋お借りして行っています。やはり生徒さんが増えると活気が出ますし、単純に楽しいなあ。

昨日もある生徒さんとお話をしていて、感じた事があります。

 

それは、

 

「勉強が出来る事やテストで高い点数を取る事、先生や親に褒められる事だけが良いわけではないって事」

 

勉強があまり好きじゃないし、成績が際立って良いわけでもないけど、小さい子から年上の先輩、そして年齢のずっと上の先生ともフラットに話しや共感が出来る。これってすごい事だと思うんです。

 

たしかに今の社会の基準は勉強が出来て、態度もいい子どもを重視しますし、大人も同じです。

でもそんな大人たちは自分の欲望に負けて犯罪に走ったり、他人を陥れたりもします。また何でもお金で解決出来る社会を作ってしまったが故に、子どもたちもまずはお金という考えになってしまっています。

 

これが本当に子どもたちの幸せにつながるか、疑問に感じます。

 

 

勉強する意味を知る

 

本来「学び」とは、自分の知らない事や知らない世界に対する興味を満たす作業だと理解しています。

人間には飽くなき探求心があり、だからこそこんなに文明は発展したのでしょう。

 

しかし今の勉強はあまりにも成績や進学のためにするものになり、本来の「もっと知りたい!」という欲求とは別なものになってしまった気もします。学習支援ボランティアが申すことではないのかも知れませんが、私たちは「本来の学びの楽しさ」を子どもたちに知って頂くのが当教室の使命だと考えているのです。

 

家では出来ない学校の宿題をやるのも結構ですし、課題を考えるのもOK、英検のテキストに取り組むのも応援します。

でも根本的な学びを決しておろそかにして欲しくないですし、興味を忘れないで欲しいのです。

 

まとめ

 

本日は「学ぶことの本来の意味」を考えてみました。

 

教室でも多様な個性を持った子どもたちが、一生懸命に勉強しています。勉強が嫌いな子どももいますが、遊ぶことや話すことが得意な子どももいます。親御さんは心配だと思いますが、大丈夫、きっと良い子に成長しますから。

 

勉強を強制する場でもありませんし、かと言って時には注意もします。あ、優しくですが(笑)。

いつも申し上げていますが、子ども達は未来そのもの。明るく、楽しく、時には厳しく、見守ってあげたいと思います。